がん研有明病院

内科

がん克服をもって人類の福祉に貢献する

日本初のがん専門機関として、1908年がん研究会は発足しました。設立当初より「がん克服をもって人類の福祉に貢献する」という基本理念を掲げ、100有余年にわたり、民間機関ならではの制約の少ない自由闊達な活動を通じて、日本のがん研究と医療における主導的役割を果たしてきました。
2005年には江東区有明に移り、病床数686の日本最大のがん治療専門施設として、機動性とスピードを持って常に最新・最先端の治療を開発し、提供してきました。
病院の最大の特徴として、「臓器別チーム医療」という新しい概念のもとに、診療科の垣根を取り除き、患者さんを中心とした最適な治療の組み合わせを検討し、病院の最高の機能が発揮されるようなシステムをとっています。
そしてもう一つの特徴として、同一敷地内研究所を擁していることです。基礎研究から生物学の研究までの様々な研究を臨床と一体化させ、研究現場と病院の連携で先進的な医療を提供しています。
2016年１月に完成した新棟でリニューアルオープンした健診センターの規模は2倍に拡大し、最先端の機器が導入されました。がん研有明病院健診センターの特徴としては、がん研に勤務する専門医が直接検査と診断を行い、万一、がんの疑いがあれば精密検査や治療が必要な場合には、同院が連携してサポートしています。検査データが健診センターと病院と共有され、専門外来の受診予約もスムーズに行われます。